夢は掴むものであること

お奨めの曲というか、そういうバンドがいる。
メジャーデビューを果たし、仙台を拠点に活動する『カラーボトル』!

ある日、某国営放送を見てた時・・・(◎_◎) んんっ?

「竹森じゃないかああああああああっ!」

実に楽しそうに、実に気持ち良さそうに唄っているボーカルの彼に目が点だったのである。


現在の彼、竹森君(Vo)は23歳だそうで、計算すると今から5年前くらいのこと。
オラと竹森君とは一緒の職場で、ほとんど親子のような年齢差。
高校から新採で入ってきた彼は正直ドンくさかった。

一応真面目なのだろうけど、まあ物覚えは悪いし(他人のことは言えない)、
遅刻はするし(他人のことは言えない)、身が入ってないし(・・・言えない)。。

上司から遅刻の理由を問い詰められて、夜にストリートで演奏してると。

その頃の職場の中の雰囲気としては、
「こいつは何を考えておるのだ?!」「どっちが大事なのか」と。
ま、オラもその一人ではあったですね。

で、約一年半後に、
「どうやら竹森はメジャーデビューを目指して退職するらしい」
という話が出て、そりゃもう上から下から大反対されていた。
そしてまたオレも「夢だけでは喰っていけないだろ」ってなことを思ってた。



・・・・・・・・・・・・・


と、時は流れて、冒頭のある日、

TVを見つめながら、
おお、あいつのこんなに明るい顔を職場で見たことなかったなぁ。
こんなに伸び伸びと楽しそうに・・・・彼を見間違っていたなと思った。

その後CDを探すもレコード屋でも無いと言われ、東京に行った折に探し出してCDを購入。
今では東京に居る娘もかなりお気に入りらしい。


久しぶりに歌を聴いて感激した。久しぶりに感動した。歌詞が心に染み入った。
あんまり感激したんで彼にメールも送った。


それが朝日新聞の福島地方版のインタビュー記事に載っていて

「ちょうどこないだ、TVを見た上司(注:上司でもない)からメールが来ました。
 『いや、正直、あんとき絶対無理だと思ってた。
  若者の夢は、失敗しないと分かんないから仕方ないと。
  でも、夢って実現するんだな。
  おっちゃんも心に火をつけられました。』って。
 うれしかったです。」
 
いやいや、こっちがうれしかったです。

いつの間にか中年の親父になって、仕事に追われ生活に疲れて自分の夢さえ忘れてしまった。

もう夢を語るような歳でもないけれど、夢って掴むことを諦めた時点で終わりなのだなと。
せめて自分の子供たちや若い人達に彼のことを伝えてもいいかなと。そう思った。


ここから宣伝(笑)。

本当にいい唄です。いいアルバムです。いいバンドです。

『彩色メモリー』ってミニアルバムです。
機会があったら是非どうぞ。
                2007.10.7.記